2015年10月28日水曜日

ツタヤ図書館 資料から見えてくる本当の姿 ①武雄市図書館の資料の廃棄と購入

 この記事は当初はツタヤ図書館の諸問題について順を追って一つ一つひも解いて考察することを目標に執筆を始めましたが当初の予定より長くなり、また時間がかかることが予想されたので書きあがった部分から順次公開していくことにしました。
この記事はあくまで暫定版です。現在執筆中の箇所との整合性などの都合で予告なく変更することがあります。
変更ログはリンク集のさらに下に作る予定です。

以下本文



2013年4月に佐賀県武雄市に第一号、2015年10月に神奈川県に海老名市に第二号を開館し、今後も山口県周南市等に開館しようとしているツタヤ図書館。
 従来の図書館の概念を根本から覆したこのツタヤ図書館は武雄市に開館した直後から世の中の注目を浴びてきました。一時期は報道等は落ち着いていたものの今月頭に海老名市に二番目のツタヤ図書館が開館したことでまた再び注目されている。
 私は様々な報道や関係者の個人ブログなどから”ツタヤ図書館”の本当の姿をさがしてきました。



 ツタヤ図書館は開館してから数々の利点が評価されつつも多くの問題点が指摘されてきた。
 ツタヤ図書館の利点と問題点は本ブログの以前の記事を参照してもらうとして、なぜこんなことになってしまったのかを紐解いてみる。



 「武雄市のときはど素人でした」海老名市中央図書館の館長に就任した高橋聡・CCC図書館カンパニー長の言葉だ。なるほど、確かに「ど素人」としか思えない失敗を数多くしている。




 図書館の役割とは何なのか。まずここから間違いが始まる。


 2014年の2月28日。ある方の開示請求によって、 武雄市図書館・歴史資料館の改修にあたって廃棄された蔵書・視聴覚資料の一覧 が明らかになった。破棄されていたのは5506点の書籍と3254点の音声及び映像資料。その中には大量の新聞の縮擦版や雑誌のバックナンバー、地形図など、そして貴重な郷土資料が多数含まれていた。
 
 まず雑誌だが廃棄されていた雑誌の中には長期間保存する必要があるか微妙なものもあるが週刊新潮や週刊文春などのものも大量に破棄されている。しかも10年前みたいな古いものではない。確認できた中で一番新しいものは週刊新潮と週刊文春でともに2012年10月18日号だった。
 武雄市図書館がツタヤ図書館へリニューアルするために閉館したのが2012年11月1日だから所蔵するバックナンバーをすべて破棄したようだ。ほかの雑誌も調べてはいないがおそらく同じ状況だろう。しかしほとんどの雑誌は日本全国の他の図書館で大切に保存されているはずだからまだいい(よくはないが)。

 問題なのはこっちだ。佐賀県では平成24年4月から公共図書館雑誌分担保存を行っていた。
 公共図書館雑誌分担保存とはすべての図書館ですべての雑誌を長年保存するのはスペース的に無理があるとして長年保存する雑誌を各図書館で分担することだ。武雄市図書館も公共図書館なのでもちろんこれに参加していた。が、公共図書館雑誌分担保存で武雄市図書館で担当していた7つの雑誌ももれなく破棄しているのだ。
 どの図書館でどの雑誌を保存するかは「佐賀県内公立図書館の雑誌分担保存に関する協定書」でもって決められているのだがこれを無視して破棄したのだ。公共図書館としての義務を放棄したことになる。

 次に郷土資料だ「季刊みを」おそらく聞いたことがある人はほとんどいないだろう。これは佐賀の郷土文化誌だからだ。この雑誌は他県で保存されていないのはもちろん、佐賀県内でも数えるほどしか保存されていないのだ。こういった貴重な雑誌すら破棄している。
 さらにひどいのはこれだ。「コスモス」「かささぎ」「扉」これらは上記と同じ郷土文芸誌だがこれらは以前の武雄市図書館では永年保存資料指定されていたものだ。これらは寄贈本となっていることからおそらく同人文芸誌と思われる。これらの本はおそらく公共図書館に保存されていたのはこの一冊のみだろう。こういった資料も多数破棄している。

 ついでに音声、映像資料についても触れておこう。
 破棄された音声、映像資料の中にはかなり新しいものも多数含まれている。とくにこの傾向は映画に置いて顕著だ。確証はないがこれは後日館内の一部スペースをツタヤの貸し出しコーナーにしたことと関係あるのではないかと私はにらんでいる。
 つまりツタヤの貸し出しコーナーのCD、DVDを借りてもらうには無料で借りられる図書館の資料があってはダメなのだ。くり返しになるがこれは確証はない。が、私はこの説が正しいと確信している。


 代わりに購入された本もまた惨憺たるものだ。

 改修に当たり新たに購入された書籍は9859冊。これらの本はすべて中古本で賄われた。ツタヤ図書館にするメリットの一つとしてひようの削減というのがあったが、書籍の購入を新品ではなく中古品で行うことで削減するようだ。しかもどこから購入したかというとCCCの傘下のネットオフからである。従来は地域の書店から購入していたところを系列会社から中古で購入するというのは地元との関係を切った上に著者や出版社にに一銭も金が入らない、そしてグループは潤うという三悪だ。
 しかも購入した本の中にはなぜ購入したのが不明なものも多くある。例えば有名なものだと埼玉のラーメン本だ。佐賀県にある武雄市とは縁もゆかりもない遠い地埼玉のラーメンガイドを8冊も購入しているのだ。しかも8冊とも違う年のもので一番古いものは1997年だ。他にも同じラーメン本シリーズの千葉と多摩も数冊づつ購入している(ちなみにこのシリーズは関東地方のみなので佐賀の物はない)。他にも「エラーが分かるとWindows98/95に強くなる」や、「パソコン検定試験“P検オフ”99」など今更購入したところで誰が読むのかわからない本も多い。また、ハウツー本やダイエット本、家庭の医学などが多いのも特徴だ、一方で物語本がほとんどないのも気になる。
 系列会社のネットオフの在庫処分品を買い取ったのではないかとうわさされるのは仕方ないことだしおそらくこの噂は正しいと思われる。

 それ以降も本の購入は継続して行っているいるようだがどこから買っているのかははっきりしない。未だにネットオフから購入しているのだろうか。


 貴重な郷土資料本を破棄した代わりに買ったのは縁もゆかりもない地のラーメンガイドとは一体どういうことだろうか。もはや図書館としての基本的な役割を放棄したといっても過言ではないだろう。
 CCCは図書館をタダで本を読める場所としか思っていないのではないか。しかも図書の価値を多くの人に借りられたかどうかでしか判断していないのは「リニューアル以降一度も借りられていない1630冊を不適切とし選書し直す」という声明から見ても明らかだ。

CCCは明らかに図書館の意義をりかいしないで武雄市図書館のリニューアルを行ったのはまず間違いないだろう。確かに「ど素人」だ。



②なぜ樋渡市長はツタヤ図書館を作ったのか(仮題)へ続く

参考文献
神奈川新聞2015年10月24日朝刊
神奈川新聞2015年10月25日朝刊
東洋経済2015年10月31日号
沸騰!図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ 著:樋渡啓祐

参考リンク集
海老名市立図書館HP
https://ebina.city-library.jp/library/

武雄市図書館HP
https://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do

武雄市図書館-Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E9%9B%84%E5%B8%82%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8

武雄市図書館・歴史資料館の改修にあたって廃棄された蔵書・視聴覚資料の一覧
https://www.nantoka.com/~kei/TakeoReferences/%e4%bd%90%e8%b3%80%e7%9c%8c%e6%ad%a6%e9%9b%84%e5%b8%82%e3%81%ae%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%ef%bc%9atakeoproblem/%5b%e6%ad%a6%e9%9b%84%e5%b8%82%5d%20H26-02-28%20%e6%ad%a6%e5%b8%82%e6%95%99%e6%96%87%e7%94%9f%e7%ac%ac157%e5%8f%b7%20%e6%ad%a6%e9%9b%84%e5%b8%82%e5%9b%b3%e6%9b%b8%e9%a4%a8%e3%83%bb%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e8%b3%87%e6%96%99%e9%a4%a8%e3%81%ae%e6%94%b9%e4%bf%ae%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%9f%e3%81%a3%e3%81%a6%e5%bb%83%e6%a3%84%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e8%94%b5%e6%9b%b8%e3%83%bb%e8%a6%96%e8%81%b4%e8%a6%9a%e8%b3%87%e6%96%99%e3%81%ae%e4%b8%80%e8%a6%a7.pdf

佐賀県内公立図書館の雑誌分担保存に関する協定書
https://docs.google.com/file/d/0B0Gno61dI_EaQTlpMEhfWGZpZ3M/edit

関連会社から“疑惑”の選書 武雄市TSUTAYA図書館、委託巡り住民訴訟に発展〈週刊朝日〉
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150903/asahi_20150903_0001.html

武雄市図書館・歴史資料館の改修にあたって購入された資料の一覧
https://www.nantoka.com/~kei/TakeoReferences/%E5%AF%84%E8%B4%88%E8%B3%87%E6%96%99/%5B%E6%AD%A6%E9%9B%84%E5%B8%82%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%5D%20H27-07-13%20%E6%AD%A6%E5%B8%82%E6%95%99%E7%94%9F%E7%AC%AC66%E5%8F%B7%20%E5%88%9D%E6%9C%9F%E8%94%B5%E6%9B%B8%E5%85%A5%E3%82%8C%E6%9B%BF%E3%81%88%E8%B2%BB%E3%81%A7%E8%B3%BC%E5%85%A5%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%B3%87%E6%96%99%E4%B8%80%E8%A6%A7.pdf

大批判の渦中、ツタヤ図書館が身内の中古書店から“無用の100円本”を大量購入
http://news.livedoor.com/article/detail/10558852/

CCC/武雄市図書館の蔵書について反省
http://ryutsuu.biz/strategy/h091113.html

武雄市図書館の選書でCCCが異例の「反省」 愛知県小牧市「TSUTAYA図書館」計画は住民投票へ
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/10/takeoshi-ccc_n_8117678.html



201510282034 タイトル変更

2015年10月15日木曜日

ツタヤ図書館 海老名市立中央図書館について

私は先日、2番目のツタヤ図書館である海老名市立中央図書館に行ってみました。

 海老名市立中央図書館はCCC(カルチャーコンビニエンスクラブ)が運営する通称「ツタヤ図書館」の二番目です。ちなみに一番目は九州の武雄市に一昨年の4月に開館した。


 Twitterでは開館当初から三島由紀夫の「金閣寺」や新田次郎の「八甲田山死の彷徨」が「旅行」コーナーにあるなどのユニークな書籍分類が話題になっていたのを目にした人も多いでしょう。


 建物の中に入ってまず仰天。入ってすぐ左手にスタバがあってしかも結構混んでいる。そして正面から右手には書店だ。もはやモールのようでとてもじゃないが図書館には見えない。


 よく見てみると床に ←販売 図書→ とかいてある。しかしどこからどこまでが販売でどこからどこまでが図書かすごくわかりずらい。これでは売り物を買おうとしたりその逆をしてしまう人が多発しそうだ。右のほうに窓口があるから貸し出しかと思ったらレジ。これはものすごく導線がわるい。間違って買わせるのが狙いかと思いたくなるほどだ。

 次に2階だ

 2階についてまず驚くのがおしゃれさだ。明るい色の本棚にきっちり詰め込まずにおしゃれに並べられた本。ゆったりとした椅子。しかも館内は飲食可能らしくみんななにかを飲みながら本を読んでいる。しかもFree Wi-Fiも完備。もはや旧来の図書館のイメージを根本から覆すようなスタイリッシュさ。これがツタヤ図書館か。


 3階も同じような感じ。本棚もまっすぐなものがただひたすら並んでるだけではなくコの字型になっていたりと威圧感を感じない。


 4階は改装前はプラネタリウムがあったらしいが今は子供図書館になっている。もともとプラネタリウムというだけあって円く低い本棚が並んで中心に土足禁止の読書スペースがあるという構成。だけどまわりの壁の本棚は大人でも本をとるのが難しいほどの高さ。これはどうなのだろうか。
さらにここにも蔦屋書店のコーナーがある。子供用のおもちゃなどが並んでいるのはここで子供が親にねだるのを期待しているのだろう。


 地下一階はいままでとくらべてまだ普通の図書館っぽい。だけど嫌に高い天井と本棚、高いところの本棚には本物の本ではなくダミー本が並んでいる。しかも司書のためのカウンターがない。


 開館直後の目新しさというのを差し引いても来館者は多く、武雄市のツタヤ図書館の年間の来館者数が今までの3倍になったというのもうなずけます。

特徴は他にもある。貸し出しを市民のみから全国まで拡大したことだ。これによって藤沢市民の私も海老名市の図書館の本を借りることができる。

しかも年中無休、開館時間は午前9時から午後9時までの12時間とかなり長い。もはや大学図書館並みだ。公務員が運営していてはできない芸当です。


 しかし。これでいいのか。


 蔵書は手に取りやすい本が多くスタバのコーヒー片手に飲むのにはもってこいだろう。専門書は少なく大衆本が目立ち、マンガこそないもののそれに匹敵するほど軽い読み物が幅を占めている。。しかし図書館とはそんなジャンキーな場所でいいのか。


 書架の配置もL字型やコの字型の本棚が入り混じりどこにどんな本があるかすごくわかりづらい。一目見てどういった順番で本が並んでいるのかわからないというのは図書館としては致命的な欠陥だろう。
 また、高い棚が多いのも特徴だ。壁の本棚は一番上の1段は落下防止バーのようなものがあるせいで市民が自由に取り出せない。ここにある本を読みたい場合は係員に頼んで出してもらわないといけないのだ。開架図書を大幅に増やしたのを売りにしているが実際は背表紙が見えるだけで結局頼まないと読むことはできない。
 地下一階や中央の吹き抜けはもっとひどい。なんと上のほうの棚は全部背表紙だけのダミー本で埋め尽くされているのだ。その理由について海老名市中央図書館長はこう語っている。

「高い位置に本を置くとCCCの図書館運営の”反対派”に本をとるように何度も頼まれるから」(H27・10・24 神奈川新聞朝刊)
 
なんとも市民を馬鹿にした話だ。「ご利用になられる場合は係員にお声がけください」とあるのに声をかけて取ってもらったら”反対派”扱いだ。正当な市民の権利を行使することを”反対派”による営業妨害行為と断じているのはさすがに開いた口が塞がらない。
 ちなみによくみると中央の吹き抜けには数段分だけちゃんとした本が入っている場所がある。遠くて本のタイトルはほとんど読めないが目を凝らしてみると中でも特に分厚い本の背表紙の大きい文字だけはかろうじて読めた。どうやら郷土資料本らしい。郷土資料本の類がやけに少ないと思ったがまさかこんなところにあったとは。係員用のキャットウォークが一応あるので頼めばとってもらえるのだろうが、タイトルが分からないのでは頼みようがない。双眼鏡かオペラグラスを使うしかないのだが、そうまでしてタイトルを確認して頼んだら確実に”反対派”の妨害活動だと思われるのだろう。


 さらに図書の整理番号や分類は全国共通のNDC分類ではない独自の物を用いている。そのせいで従来の図書館になれている人にとってはかなり本が探しづらい。しかも分類基準があいまいなためほしい本がどのジャンルにあるのかとっさにわからない。これは司書も同じらしく市民に本の位置を聞かれた司書が本を探して右往左往するのがよく見られた。
 雑誌や新聞のコーナーは小さくわかりづらい。しかも新聞は9月24日以降、雑誌は10月号からしかない。どうやら改装してる間は購入してなかった上にバックナンバーは破棄したようだ。いくら何でもふざけ過ぎだろう。
雑誌の種類が少ないのも気になるがこれについては一階の蔦屋書店の販売用のを読めるから図書館に置く必要はないということらしい。もはやどこから突っ込んでいいのかわからない。



 郷土資料本などの小難しい本は奥に追いやられている上に根本的に数が少ない。佐賀に引き続き海老名でも郷土資料本を破棄したのではないかと心配になるほどだ。
しかも館内は基本飲食自由、大判の資料本もコーヒー片手に扱うこともできる状態だ。図書館というのは普通は飲食禁止であるのは言うまでもない。大切な本が飲み物で汚れたら一大事だからだ。しかしここは違う。本を貴重な資料ではなく単なる消耗品としか見てないとしか思えない。
 かつて国分寺もおかれた県内でも有数の歴史ある街の歴史資料が危機に瀕しているのは間違いないだろう。これを知ったら大学教授や学芸員は卒倒しそうになるのではないだろうか。せめて郷土資料のコーナーだけでも飲食禁止にしてほしいものだ。



 また館内は全体的に騒がしい。そりゃそうだろう。スタバや本屋がある部分は吹き抜けになっていて2階3階まで声が響くのだから静粛性など端から考えてないとしか思えない設計だ。そもそも音楽が流れているのだから静粛性もくそもないわけだが。これでは静かに落ち着いて本を読むのは不可能だ。



 スタッフも全然足りていない。開館からまだあまりたっていないこの時期は新体制になれてない市民から質問が多くなるのは誰でもわかることだと思うのだが、なぜか一つの階に原則一人しかスタッフがいない。当然その一人だけのスタッフに質問等は集中する。 一時間ほどみていたが次々に声をかけられて館内をずっと走り回っていて待機スペースにいる時間はほとんどなかった。私も一度声をかけて質問しようと思ったのだがあまりにも忙しそうで声をかけづらく、結局声はかけなかった。さすがにスタッフをもう少し増やしたほうがいいだろう。

ところで、図書館全体で数人しかいないスタッフは海老名市の公務員なのだろうか。それともTSUTAYAの社員なのだろうか。正規雇用なのだろうかそれとも非正規雇用なのだろうか。
またこの中に図書館司書の資格を持っている人は何人いるのだろうか。



 貸し出しカードはTポイントカードで借りるとポイントがたまるらしい。私はまだ借りてみてないのでどれほどポイントがつくのか知らないがなんと馬鹿げたことか。これで貸し出し数が増えたって誇るつもりなのだから嫌になる。そもそも公共施設のサービスを利用するには民間企業に個人情報さらさないといけないというのは問題だろう。海老名市は市民の個人情報をCCCに売り渡したといっても過言ではない。
 そもそも一定の企業群が採用するポイントを公共施設で配布するというのはいかがなものだろうか。武雄市においてツタヤ図書館の開館前後のコンビニの会社別分布図を見てみたいものだ。これでセブンやローソンが減ってファミマが増えていたら大問題である。


 ツタヤ図書館は来館者を増やすためのなりふり構わない方策で図書館の大事なものを失ってしまっているように思える。図書館の最優先事項は市民の憩いの場ではないし、市民の憩いの場であるために図書館本来の目的を見失ってはいけないのだ。
 武雄市のツタヤ図書館は来館者数が以前の3倍になったと誇っているが、図書館の善し悪しの指標として来館者数はどうなのか。当然来館者数は多いにこしたことはないが増やすために無理な改革をするほどのものではないと思うのだがどうだろうか。

 ところで、本を読まずにただスタバに来ているだけの人も相当数いると思われるが。それらの人も当然”図書館”の来館者数に含まれてますよね?
 まったく馬鹿げてる。

 「スタバにコーヒー飲みに来た人」や「スタバに来てみたら本が置いてあったから読んでみた人」を図書館の来館者数にカウントして入館者数が以前の3倍などと誇るのは図書館として間違っているだろう。
 一つの箱に一つの機能よりも一つの箱に複数の機能を付けたほうが来る人が多くなるのは当たり前だ。たとえもともとの機能が犠牲になったとしても。



 現状では図書館というよりブックカフェといったほうが近いような状態だ。
学生やノマドワーカーには確実に歓迎されているだろう。

 ブックカフェはブックカフェで需要のはわかる。しかしこれは図書館とは別に作るべきものであって図書館を改装して作るものではない。
 海老名市長の愚かな判断により海老名市は図書館を失ってしまったといっていいだろう。

CCCは図書館は商業施設ではなく公共施設であるということを思い出していただきたい。


リンク:

海老名市立図書館HP
https://ebina.city-library.jp/library/

武雄市図書館HP
https://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do

元武雄市長樋渡啓祐氏のブログ
http://hiwa1118.exblog.jp/





10月24日 加筆しました。
10月25日 関係サイトリンクを追加
11月2日 誤字修正

2015年9月19日土曜日

青春ブタ野郎シリーズの聖地一覧、聖地巡礼

青春ブタ野郎シリーズはさくら荘のペットな彼女で有名な鴨志田一&溝口ケージコンビの最新作で現在(20161017)までに
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない
青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない
青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない
青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない
青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない
の7冊が出ています。
この作品の舞台は神奈川県藤沢市及びその周辺で、筆者にもなじみがある場所が多数登場しているのでこの記事を書きました。
各巻に登場するスポットをおよそ登場順に解説していきます。
添付されている画像は聖地巡礼した時のものと別件で江の島に遊びに行った時の物の流用が混ざっています。なのでかなり古いものが含まれますのでご注意ください。
記事のラストには詳細な時系列もあります。

現在、登場順から地区別に書き換えています。変更中につき内容の重複等の混乱が一部で起こっていますのでご了承ください。リニューアル工事は12月いっぱいの予定です。

1巻 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

https://drive.google.com/open?id=1viKUnrbrPiviooiT9LU18AlPxYbA1L66&usp=sharing

咲太がバニーガールと出会った図書館:

藤沢市総合市民図書館。劇中の描写とおなじく湘南台駅の近くにある市内最大の図書館。由比ヶ浜かんなの小説が置いてあったのは正面口から入って直進し、右手にある背の低い本棚の一角。
咲太がバニーガールと座ったのは建物の北西の角、窓際にある4人席だろう。


咲太が妹のかえでと暮らすマンション:
詳細な位置ははっきりしないが藤が丘の団地又はその付近と思われる。7階建てで咲太の家は5階。オートロックのマンションである。
二人が暮らしている部屋は2LDKで一人一部屋である。但し咲太の部屋はしばしば他人(今のところ全員女性)が宿泊していることも多い。今まで桜島麻衣(8月2日、9月2日~9月27日)、双葉理央(8月2日~8月12日)などが宿泊している。またかえでの部屋にも牧之原翔子(11月28日~)が宿泊している。


通学路にある家電量販店:
藤沢駅北口のビックカメラ


藤沢駅:

神奈川県藤沢市にある駅。JR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線の三線が乗り入れている。(写真は主人公たちがよく利用する江ノ電ホーム)


七里ガ浜駅:

江ノ電の駅で七里ガ浜高校の最寄り駅。江ノ電は七里ガ浜沿いでは基本的に海沿いを走るがこの駅の周辺だけは少し内陸に入っている。
この駅で咲太は盗撮から麻衣を守ったり(バニーガール)、後輩のために先輩と喧嘩したり(プチデビル後輩)、理央のSNSアカウントを消したり(ロジカルウィッチ)、抜け殻のようになったのどかの相手をしたり(シスコンアイドル)している。


県立峰ヶ原高等学校:

県立七里ガ浜高等学校。七里ガ浜駅の川わたってすぐそば。建物の構造も完全に同じなようだ。劇中では校舎から江の島東浜と由比ガ浜が見えるとあるが多分見えない。


藤沢駅のパン屋:
エディーズブレッドミニ藤沢店。但し2015年2月いっぱいで閉店してしまった。


迷子の女の子がが泣いていた公園:
御所ヶ谷公園。坂の途中にあるいびつな形をした公園で藤が丘団地に住む人々の憩いの場。以前は付近に藤が丘交番があったが移転してしまって今はない。


咲太と麻衣が歩いた海岸:
七里ガ浜。鎌倉高校前駅前の怪談を降りたところ。ちなみに劇中に登場するあたりは現在工事中。

大垣駅:
JR東海の駅。


大垣のホテル:
それらしいホテルがいくつかあるので特定は困難。




2巻 青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない



古賀と微妙な距離で歩いた道:
江ノ電江ノ島駅から江の島へ向かう道。全体的に緩やかな起伏が続いてる道で年中観光客でにぎわう。


古賀と渡った境川の橋:
国道134号の片瀬橋。隣の歩行者専用橋の可能性もなくはないがおそらくこちらだろう。


水族館:
新江ノ島水族館。通称えのすい。土日はカップルや家族連れでにぎわう。相手の好みとかがよくわからない段階でのデートにはこういう無難なところが一番である。
最初に見ているのは相模湾大水槽。
次はクラゲゾーン。ここがえのすいの人気スポット


江ノ島弁天橋:
本土から江の島にわたる橋。観光客がたくさん通るので二人のように急に立ち止まるのはやめよう。
米山さんがストラップを探していたのは右手の境川とのあいだの砂浜と思われる。


桜木町の商業施設:
横浜ランドマークタワーの隣の奴だろうか?


観覧車:
大観覧車コスモクロック21.よこはまコスモワールドの一角にある大観覧車。横浜の街を一望できる人気スポット。


江の島東浜:
江の島がよく見える人気の海水浴場。境川をはさんで反対側には西浜が広がる。


絵馬を奉納した結びの木:
中津宮境内にあります。二人はここで絵馬を結んだあと奥津宮には行かずに引き返した。




3巻 青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない


双葉とあった本屋
ビックカメラの建物の7階、8階にあるジュンク堂。

双葉が出てきたコンビニ
セブンイレブン藤沢駅駅前店か?

双葉が入っていったネカフェ
まんが喫茶ホットタイム藤沢店か?

本鵠沼駅:

小田急江ノ島線の駅。ラッシュ時をのぞき各駅停車しか止まらない。付近には高級住宅街が広がる。

双葉の家:
本鵠沼駅から歩いて数分、本鵠沼2丁目、3丁目に広がる高級住宅街の一角。

咲太が買い物した本鵠沼のコンビニ:

セブンイレブン藤沢本鵠沼店。24時間営業なので深夜2時に行ってもちゃんと買い物できる。


3人で花火をした海岸
鵠沼海岸の引地川河口付近。理央の家からだとそこそこ距離はあるが運動部なら余裕だろう。なお、深夜の花火は禁止です。(10時までは可)


咲太が入院した病院:
外観や立地の情報がないためわからないが藤沢市民病院か






4巻 青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない

鎌倉高校前駅:
CMの撮影をした駅。日本の駅100選にも選ばれた名物駅で江ノ電といえばこれ。実際CMや広告によく使われる有名スポット。

麻衣がダンスを見せた公園:
御所ヶ谷公園。1巻で女の子が泣いていた公園と同じ公園


渋谷のライブハウス:
特定不可能

渋谷からの帰り道に使った電車:
渋谷から一本となると湘南新宿ラインだろう。

七里ガ浜から海岸へ向かう道:
抜け殻のようになったのどかと歩いた道。もう海は目の前である。


七里ガ浜のコンビニ:

セブンイレブン。サーフィン客に人気の店。劇中では高校の生徒が学校を抜け出して買い物することがあると書かれているが実際七里ガ浜高校の生徒が抜け出して買い物することがあるらしい。

麻衣との待ち合わせ場所:
鎌倉駅西口の時計台広場。鎌倉駅は東側のほうが発展しているため人通りは比較的少ない。とはいえそこはさすが鎌倉駅、人通りが絶えることはけしてない。麻衣が念入りに変装していたのもうなずける。





5巻 青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない



10系:
江ノ電10系。紺色の縦長な印象の車両で一編成のみの在籍


かえでを背負う咲太の前に立ちはだかった階段:
七里ガ浜駅をでてまっすぐ海に向かったところにある階段。


鹿野琴美といったファストフード:

(奥に見える白い三角がそれ)
ファーストキッチン七里ガ浜店。ただし劇中にあるように2014年秋に閉店してしまった。現在はPacific DRIVE-INがある。


かえでが本来通うはずの中学校:
藤沢市立藤が丘中学校。


マンションを出て最初の大きい交差点:
藤が丘一丁目交差点か?


小金井行の電車:
この物語は2014年なので小金井行の電車は湘南新宿ラインだけなので上野駅には止まらない。どうやらこの世界では上野東京ラインは一年早く開通しているらしい。


上野動物園:
平日でも遠足の子供などでにぎわう首都圏有数の動物園。空太とましろが平日に遊びに来れてるのは自営業に芸術家と休みをある程度自由に取れるからか。


6巻 青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない

詳細は専用の記事がありますのでそちらで。

金沢駅東口ロータリー:
かの有名な金沢駅の東口。巨大な赤い門のようなデザインは知らない人はいないはず。駅を出て向かって左側のロータリーはバス専用なので咲太と麻衣があったのは右側のロータリーと思われる。
なお、作中で咲太は北陸新幹線に乗っているが、北陸新幹線の開業は2015年3月なので2014年12月である作中時間に合わない。どうやら上野東京ラインと同じくこの世界では1年早く開業したらしい。

金沢の夜景を見た展望台:
複数候補があるが劇中の描写に最も合致するのは卯辰山の見晴らし台だと思われる。私自身訪れたことはないのだが、今度また金沢に赴く機会があれば行ってみたい。

兼六園:
ひがし茶屋街:
武家屋敷跡:
咲太が見て回った金沢の観光地。それぞれそこそこ離れているので雪道、徒歩で見て回るのはかなりの重労働だっただろう。それで昼前に金沢を出たというのだからおそろしい。

ハワイアンカフェ:
実際の店名はPacific DRIVE-IN 2014年秋にファーストフード店が閉店し、劇中の2014年12月の時点では改装中だった。2015年春にオープンしている。

稲村ケ崎駅:
七里ガ浜駅の一つ鎌倉側の駅。翔子と咲太はハワイアンカフェからここまで歩いた。

逗子駅:
JR線と京急線の接続駅。JR側の三浦半島の玄関口で相模湾に面する各海岸へのバスが多数発着する。

森戸海岸:
逗子駅からバスで20分ほどの葉山の代表的海岸。冬の時期はここから富士山をバックにした江の島がよく見える。

森戸橋:
森戸海岸にそそぐ森戸川に架かる橋のうち一番海側の物。少し歩くとイルカの絵が描かれた塀もある。

チャペルのあるリゾートホテル:
SCAPES THE SUITE。森戸の海の見えるチャペル。とある未来で翔子が咲太と式を挙げたのもここだと思われる。


以下新記事






藤沢駅周辺

江ノ電藤沢駅
梓川咲太、桜島麻衣、双葉理央、国見佑真、古賀朋絵らが通学で使う江ノ電の始発駅。
JR、小田急の藤沢駅とはバスロータリーをはさんで反対側にあり、ペデストリアンデッキで結ばれている。
登場巻:1.2.3.4.5.6.7

小田急藤沢駅
双葉理央は藤沢駅で江ノ電から小田急線に乗り換えて通学している。
小田急江ノ島線の途中駅でスイッチバック構造になっている。
登場巻:3.4

JR藤沢駅
咲太は1巻では麻衣と大垣に、2巻では朋絵と横浜に、5巻ではかえでと上野動物園に、6巻では麻衣に会いに金沢に、7巻では麻衣に会いに新橋に行くのに利用している。
東海道本線の途中駅で湘南新宿ライン又は上野東京ラインを経由して遥か群馬県や栃木県まで行く列車が発着している。
登場巻1.2.5.6.7

デニーズ藤沢駅北店
梓川咲太、国見佑真、古賀朋絵のバイト先。咲太は大体週4日程度シフトを入れているようである。
登場巻:1.2.3.4.5.6.7

藤沢市市民病院
藤沢市ないで最も大きく、充実した病院。藤沢駅からは少し遠く、最寄り駅は小田急線藤沢本町駅である。咲太ら劇中の登場人物は主にバスを使ってこの病院を訪れている。
牧之原翔子が度々入院している病院も梓川咲太が熱中症で担ぎ込まれたのも梓川かえでが入院したのも桜島麻衣が死亡したのもこの病院である。
登場巻:3.4.5.6.7


七里ガ浜周辺

県立七里ヶ浜高校
劇中の県立峰ヶ原高等学校のモデル。梓川咲太、桜島麻衣、双葉理央、国見佑真、古賀朋絵らが通う。7巻の梓川翔子によると麻衣が翔子のドナーとなった未来では翔子も3年後に入学するようである。
登場巻:1.2.3.4.5.6.7

江ノ電七里ヶ浜駅
江ノ電の駅で七里ガ浜高校の最寄り駅。江ノ電は七里ガ浜沿いでは基本的に海沿いを走るがこの駅の周辺だけは少し内陸に入っている。
この駅で咲太は盗撮から麻衣を守ったり(バニーガール)、後輩のために先輩と喧嘩したり(プチデビル後輩)、理央のSNSアカウントを消したり(ロジカルウィッチ)、抜け殻のようになったのどかの相手をしたり(シスコンアイドル)している。
登場巻:1.2.3.4.5.6.7

セブンイレブン・鎌倉七里ヶ浜店
峰ヶ原高校最寄りのコンビニ。プチデビルでは咲太は学校を抜け出してお見舞い用の缶詰を買った。また、ハツコイ少女で翔子(大・麻)はここで大人のジュースを買った。

行合橋脇の階段
行合橋信号の脇にある七里ヶ浜へ降りる階段。おるすばん妹で咲太がかえでを背負って登ろうとした階段。その他にも


江ノ島周辺

江ノ島
江の島、江島とも書く。相模湾に浮かぶ陸繋島。島内には恋愛の神様を祭る江島神社やクリスマスのライトアップで有名な江の島シーキャンドル、海食洞である岩屋などがある。
古賀朋絵は咲太との初デート先にここを選んだ。また麻衣と翔子も咲太とのクリスマスデート先をここにしようとしていた。
登場巻:2.7

新江ノ島水族館
江ノ島の近くにある水族館。咲太は朋絵とのデート中急遽ここに行くことにした。
また、麻衣が初めて周囲の人から自分が見えていないことに気づいたのもここである。
登場巻:1(言及のみ)2

金沢周辺

金沢駅東口ロータリー:
かの有名な金沢駅の東口。巨大な赤い門のようなデザインは知らない人はいないはず。駅を出て向かって左側のロータリーはバス専用なので咲太と麻衣があったのは右側のロータリーと思われる。
なお、作中で咲太は北陸新幹線に乗っているが、北陸新幹線の開業は2015年3月なので2014年12月である作中時間に合わない。どうやら上野東京ラインと同じくこの世界では1年早く開業したらしい。
登場巻:6


金沢の夜景を見た展望台:
卯辰山の展望台。金沢市内から近いため人気の夜景スポットである。しかし平日でしかも深夜0時過ぎだったせいか咲太と麻衣が訪れたときは他に人はいなかった。
登場巻:6

兼六園:
ひがし茶屋街:
武家屋敷跡:
咲太が見て回った金沢の観光地。それぞれそこそこ離れているので雪道、徒歩で見て回るのはかなりの重労働だっただろう。それで昼前に金沢を出たというのだからおそろしい。
登場巻:6




劇中の時系列については単独記事を作りましたのでそちらを参照してください。
http://trscmarumo.blogspot.jp/2016/06/blog-post_16.html

2014年

5月6日 バニーガールに出会う
5月7日 桜島麻衣を家に連れ込む
5月21日 咲太、物理実験室を訪ねる。咲太、麻衣と仲直りする
5月25日 咲太、古賀と出会う。麻衣との初デート。咲太と麻衣、大垣へ向かう
5月26日 咲太と麻衣、大垣のホテルに泊まる。咲太、双葉からとある仮説を聞かされる。
5月27日 咲田、今までのことをノートに書く。
5月28日 定期テスト二日目。麻衣に勉強を教えてもらう。咲太、麻衣に強制的に眠らされる。
5月29日 定期テスト三日目。咲太、麻衣のことを忘れる。 麻衣への告白。
5月30日 毎日の告白開始
6月27日(1) 毎日の告白最終日。麻衣とお付き合い開始
6月27日(3) 古賀といるところを麻衣に目撃される。
6月28日(1) 古賀がバイト初出勤。古賀と嘘カップルを演じることになる。
6月29日(1) 古賀と江の島デート。米山さんの探し物に付き合う。
6月30日(1) 古賀、前日びしょ濡れになったせいで風邪ひき、一日保健室で過ごす。
7月1日(1) 古賀風邪で学校休む。
7月2日(1) 古賀全快。咲太にお返しの桃缶を持ってくる。
7月5日(1) 咲太、理央に相談するために物理実験室を訪ねる。自分と古賀の噂を聞く。
7月6日(1) 麻衣、鹿児島でのドラマ撮影から帰ってくる。
7月7日(1) 前田先輩と七里ガ浜駅で喧嘩する。
7月8日(1) 咲太、教師に呼ばれ進路指導室のお世話になる。
7月9日(1) 麻衣に家でバニー姿で勉強を教えてもらう
7月12日(1) 古賀と横浜に買い物に行く。
7月18日(1) 終業式 海で遊んだあと古賀と別れる
7月18日(2) 終業式 海で遊んだあと古賀と別れる
7月18日(3) 終業式 海で遊んだあと古賀と別れる
7月18日(4) 終業式 江の島で遊んだあと古賀と別れる
6月27日(4) 麻衣と付き合い始める 古賀、前田先輩を振る
7月3日(2) 屋上へ向かう会談で一人で昼ご飯を食べる古賀を見つけ、一緒に昼を食べる
7月4日(2) 前日と同じく、古賀と階段で昼を食べる。
7月5日(2) 前日、前々日と同じく、古賀と階段で昼を食べる。
7月7日(2) 米山さんと一緒に登校する古賀を見かける。
7月18日(5) 麻衣との帰り道、猫を拾った牧之原翔子と出会う
8月2日 2人の双葉に合う
8月3日 双葉がやっていることを知る
8月12日 双葉の家に泊まる
8月13日 双葉と国見と花火をする 咲太入院する。
8月19日 三人で花火大会を見に行く
8月30日 翔子がはやてを引き取りに来る
9月1日 麻衣とのどかが入れ替わってることを知る
9月12日 撮影ちゅうにのどかが倒れる
9月19日 のどか、無事に撮影をおえる
9月21日 父親に会う
9月28日 スイートバレットのライブ 麻衣とのどかが元に戻る
10月12日 のどかが麻衣の家に引っ越してくる
10月13日 鹿野琴美が会いに来る
10月17日 かえでが具体的な計画を立てる
10月22日 かえでが外に出る
10月24日 かえでがエレベーターのところまで行く
10月26日 かえでがオートロックのところまで行く
10月28日 かえでと麻衣の家で夕食をごちそうになる
10月29日 かえでと近所の公園に行く
11月3日 峰ヶ原高校の文化祭
11月9日 かえでと石上駅まで行く
11月16日 かえでと海を見に行く
11月17日 かえでが意識を失う
11月18日 かえで目が覚める
11月19日 かえで退院する
11月20日 麻衣、金沢へ出発する
11月22日 父と中学校へ行く
11月23日 かえで、学校へ行く練習をする
11月26日 かえでと動物園へ行く
11月27日 花楓が起きる
11月28日
12月1日 麻衣と翔子がはちわせる
12月2日 翔子が入院していることが判明。麻衣の誕生日。咲太、金沢に行く。
12月3日 花楓が退院する。
12月4日 咲太、熱を出して学校を休む。
12月5日 風邪が治り普通に投稿する。昼休みと放課後に麻衣に勉強を教えてもらう。
12月8日 期末テスト初日
12月12日 期末テスト最終日。翔子と咲太、突発デート。
12月13日 花楓、髪を切りに行くことを決意する。咲太、麻衣とクリスマスデートの約束をする。
12月14日 翔子の容態が急変する。咲太病院で倒れる。 咲太と麻衣、翔子の真実を知る。
12月18日 咲太、国見と理央に別れの挨拶をする。
12月21日 花楓、麻衣の行きつけの美容院でイメチェンする。咲太と麻衣●●●●●●●●●●。そして咲太は翔子に●●●●●●●。
12月24日 咲太、ICUの中の翔子に会う。咲太、麻衣とのデートに向かう。咲太●●●●●●●●●●●を決意する。麻衣、咲太を●●●●●●●●●。

2015年8月3日月曜日

貨車の記号のまとめ

コキ107、ホキ800、ワム80000、ソ80等貨車にはいろいろな形式があります。それぞれの形式名についてるカタカナの意味にを解説します。

国鉄/JRの貨車には1~3文字のカタカナがついてます。これはそれぞれ
一字目
その貨車の種類。必ずついている。
二字目
積める荷物の重さ。貨物の搭載を目的としない形式にはない(上記ソ80等)
三字目
必ずフ。車掌室がついていることを表す。ちなみにフとはブレーキのフで昔は車掌者にしかブレーキがついてなかったことにちなむ。
を示している。
また一文字目の前に小さくカタカナが書いてあることもあります。これは特殊用途記号といいます。

ではそれぞれの文字の意味を描いていきます
まずは一字目

営業車
ワは有蓋車でワゴンのワ
テは鉄製有蓋車でテツのテ
スは鉄側有蓋車でスチールのス
カは家畜車で カチクのカ。
ウは豚積車でウシのウ。昔は家畜車との区別がなかったことの名残。
ツは通風車でツウフウのツ。
ナは活魚車で サカナのナ。
パは家禽車でパルトリーのパ。
ポは陶器車でポッタリーのポ。
レは冷蔵車で レイゾウのレ。
トは無蓋車でトラックのト。
クは車運車でクルマのク。
シは大物車でジュウリョウのシ。
チは長物車でチンバーのチ。コンテナ車も当初は「チ」を使っていた。
コはコンテナ車でコンテナのコ。
←JR貨物コキ107形コキ107ー93
 20140317 名古屋貨物ターミナル 筆者撮影










リは土運車でジャリのリ
タはタンク車でタンクのタ。
ミは水運車でミズのミ。
ホはホッパでホッパのホ。
セは石炭車でセキタンのセ。

事業用車 これらは三文字目のフはつかない
エは救援車でキュウエンのエ。
キは除雪車でユキのキ。
ケは検重車でケンジュウのケ。当初はコだったが上記コンテナ車に記号を譲った。
サは工作車でコウサクのサ。
ソは操重車でソウジュウのソ。
←国鉄ソ300形ソ300
 20140324 碓氷峠鉄道文化むら 筆者撮影










ヒは控車で ヒカエのヒ。
ピは歯車車でピニオンのピ。
ヤは職用車・試験車で 役務車からヤクムのヤ。
ヨは車掌車でヨウムのヨ。


次に二文字目

なし 13t以下
ム 14t~16t
ラ 17t~19t
サ 20~24t
キ 25t以上

三文字目は前述のとおりフのみで車掌室の有無を表す。


次に私鉄編です。
基本的に私鉄も国鉄(JR)の表記に準じてることが多いですがたまに独自の記号を付けている場合があります。また記号を付けずに番号だけで管理していることもあります。以下の内容は一部推測を含みますので注意してください。


秩父鉄道
ヲ 国鉄でいうとホにあたる記号でヲキ100、ヲキフ100が在籍する。


大井川鉄道
C カタカナの前について中部電力所有であることを示す。井川線用貨車には必ずついている。Cト100、Cトキ200等が在籍する。
←大井川鉄道Cト100形Cト101
 20150730 千頭駅 筆者撮影











キ 国鉄(JR)では上記のとおりキは25t以上をさすが大井川鉄道井川線では単に「比較的たくさん積める」という意味のようだ。Cトキ200、Cシキ300が在籍する 


井笠鉄道
ホ 種別記号の前についてボギー車であることを示す。廃線になったため現役車両はないが井笠鉄道記念館にホワフ1が保存されている。



客車編も近日公開予定

2015年7月24日金曜日

がっこうぐらし!の舞台さがし&考察   ※ネタバレを多々含みます

がっこうぐらし!の舞台となった街を探す!
この記事はながこみ氏の許可を得て作成してます。



まずは原作分から



1巻の風船回でりーさんが書いた手紙に書いてあった緯度経度(N35.419,E139.645)の地点付近の地図と5巻の地図がおよそ一致してました。

右上の印があるところがランダル・コーポレーションと思われる場所で山元小学校が該当します。
左側の印があるところが聖イシドロス大学で聖光学院が該当。
また地図上にある施設、交差点名はそれぞれ
□博物館→馬の博物館
○○教会→横浜国際バプテスト教会
○○出張所→中消防署元町消防出張所
宿舎→根岸台宿舎
○○町4丁目→山本町4丁目
○○前→山元小学校前
駐車場→三井のリパーク
学院事務所→横浜訓盲学院事務所
です。


さて、じゃあ巡が丘高校はどこにあるんでしょうか?
風船回でりーさんが書いた手紙に書いてあった緯度経度(N35.419,E139.645)の地点は根岸線の線路に近い住宅街でした。しかし劇中表現をみるにこの場所では辻褄が合いません。

単行本未収録(6巻に収録されると思われる)の話では最低でも一週間近くかけて聖イシドロス大学へ向かっています。緯度経度の地点から聖イシドロス大学のモデルと思われる聖光学院までは歩いて5分ほどしかかかりません。いくら道路のいたるところに車が放置されてて移動しづらいとはいえ一週間もあれば青葉区あたりからでちょうどいいはずです。


ショッピングモールへ向かった時や聖イシドロス大学へ進学した時の外の様子が出てきましたが全体的に平地でした。おそらく地図を拝借しただけで地形は違うのでしょう。



では、つぎに歴史、文化などです。

巡が丘の歴史は721年の刃嶋国風土記の成立から始まります。

この年は史実での常陸国風土記の成立年と合致します。常陸の国とは現在の茨城県にあたる場所。。。つまり歴史に関しては茨城県をモデルにしている可能性が高いです。


刃嶋国風土記の男土という名がみえるとあるので常陸国風土記に似た名前の地名がないか探してみてところありました!
行方群の部に男高という地名が記されていました。
この行方郡には蛇退治伝説があるので校歌の歌詞にも合います。
ここに関してはながこみは男土は水戸のこととする説を唱えています。こちらは

しかしこの蛇は一頭で歌詞にある九頭の蛇ではありません。そこで付近に九頭蛇の伝説がないか探してみたところ千葉県の鹿野山に九頭竜伝説がありました。






内容は

「九頭龍という九頭の巨大な大蛇が棲みついて村人を襲っていた。 村の長が都に使いを出したところ、日本武尊が大蛇退治に遣わされた。 村人の案内で蛇の住む地に分け入った。 日本武尊は懸命に九頭龍を探すが一向に見つからなくて。疲れ果てて日本武尊は眠ってしまった。するとそこに九頭龍が現れ、日本武尊を一飲みにしてしまった。
数日たったある日。村人が小川で洗濯をしてると川の澄んだ水が赤く染まっていった。村人は驚き、人を呼んだ。「日本武尊様が大蛇を退治して下さったからに違いない」「いやもしかしたら、日本武尊様の身に・・・」などと話し合っていると、ヤマトタケルノミコトが現れて「つい油断して九つの頭の蛇に一呑みにされてしまった。しかし幸いにも生きていたので 約束どおり、奴の腹の中を滅多斬りに切り裂いて、外へ出た。そして、九つの頭を全部切り落としてやった」と言った。」

日本武尊は皇族で草薙の剣をもっているので歌詞の「天に煌めく剣の聖」にも合います。

以上により歴史は茨城県行方の歴史に千葉県鹿野山の伝説を合わせたものと推測できます。



また付近には自衛隊の駐屯地があり、陸上自衛隊のヘリも飛来しています。



次にアニメ

3話冒頭で出てきた駅は練馬駅、一瞬映った車両は西武20000系と思われます
またニュース映像で出てきたショッピングモールは錦糸町オリナスだそうです

みーくん達が立てこもったショッピングモール(リバーシティ・トロン・ショッピングモール)は錦糸町オリナスです。アニメ3話のニュースで映ったショッピングモールも同じショッピングモールでした。

めぐねえの車はミニクーペでした。余談ですが筆者が大好きな車です!

またアニメのエンディングの海際の道は新磯子町の宇部三菱セメントの前からJX日鉱日石エネルギー方面を眺めたところです。




考察

ゾンビについて

がっこうぐらし!のゾンビは
引っかかれても感染せず、あくまでかまれることによって感染する
運動能力はかなり低下していて階段の上り下りは難しいようだ
光、音に反応してそちらに向かっていく修正がある
何かしらの方法で人間とゾンビを識別している
かまれたとしても薬を注射することによりゾンビ化は防げる
  ただし完全に防げてるわけではなく、くるみはゾンビから見て仲間だと認識されている
生前の生活習慣をあるていど踏襲した行動をする
乾燥しているのか燃えやすい
などの特徴がある。

薬で回復すること等から粘膜幹線系のウイルスとみられる感染率、発症率は今のところ100%。
感染経路に関しては疑問点も多い。劇中では専ら噛みつかれる、引っかかれる等でできる傷口から感染するように描写されている。しかし感染の拡大スピードや諸外国まで感染が広がっている事実を鑑みるとそれだけではないように思える。また、奴らの血が付着したもので傷つけることで感染させることができることも判明している。
致死率は100%(ゾンビ化は死亡なのか否かは議論の余地がある)という化け物ウイルス。

校歌の毒にまつわる伝説とランダル作成の冊子からみて男土の風土病ウイルスをランダルが改造して作られた細菌兵器の一種と思われる。
 ただよくわからないのが開発の目的である。兵器である以上敵の無力化が目的なはずだが、これはゾンビ化によってさらにたちの悪いゾンビを生産するものである。機動力も判断力も低下してるので正規軍ならそこまで苦戦するような代物じゃないのでこれを目的にするのもありな可能性もある。

巡が丘の歴史に記述がある人口が半減したという1968年の男土の夜との関連は今のところ不明だが男土の夜は今回のゾンビウイルスによって引き起こされたものではない。
今回のウイルスによる被害は地区の人口の99%以上とみられ半減どころの被害ではないからである。

今回のウイルスはこの原因になったウイルス(?)の発展改良版の可能性も否定できない。




巡ヶ丘高校について

私立巡ヶ丘学院高等学校
校長:安堂丈児
S県巡ヶ丘市に存在する普通科私立高校で1987年設立の比較的新しめの高校である。
地上3階、地下2階の5層からなる校舎。地下は避難設備で普段は使用されていない。
1学年4クラス、計12クラスで全校生徒は400人弱と思われる。
生徒数の割に特別教室などは充実していて教室の半数は特別教室である。
大規模な貯水槽、浄水設備、太陽光発電機とバッテリーなどを備えており孤立状態でも数か月生活可能である。
制服は男子は黒の学ラン、女子は深緑のセーラー服。特徴としてはスカートが吊りスカートになっていることである。もっとも吊紐を肩にかけず、腰回りにたらしておくのが一般的な着こなしだったようだ。

私立だが経営母体については明記されていない。が、ランダルコーポレーションである可能性が高い。

学園生活部の4人が暮らしていた。

何故ゆきの制服だけ青なのかは諸説あるが「ゆきの幻の象徴」である可能性がたかい。原作ではいままでゆき以外に青制服の生徒は登場していない。


校章は地球のような円を植物が囲う形をしている。植物はオリーブだと思われる


ランダルコーポレーションについて

国内に本社がある大企業
ショッピングモールなどを経営していることから不動産系や薬品開発など手広くやっている企業のようである。
薬品開発も行っており今回の事件の原因と思われている。
本社の位置は不明だが巡が丘に支社があることから市外か。



聖イシドロス大学について

ミッション系私立大学。
スペルが不明なため確定できないが聖イシドロスとはカトリック及び東方正教会の聖人、スペイン西ゴートの聖イシドールス(560年頃~636年)のことと思われる。彼は情報の収集、編纂に長けており、現代ではインターネット利用者およびプログラマーの守護聖人とされる。

あの日から10人の生存者が生活している。うち5人は武闘派とよばれ強硬で排他的な姿勢をとる。のこりの4人はサークルとよばれ、ライフラインにこまらない環境で自堕落な生活を送っている。最後の一人は他の人たちに隠れて理学部棟で暮らしている。かつてはもう一人生活していたのだが彼女は出ていってしまったらしい。
巡ヶ丘高校と同じく太陽光発電機、貯水浄水システム、備蓄食料をもつ非常時の避難拠点である。だが規模はケタ違いで巡ヶ丘高校の倍の人数が特に節約することなく悠々自適に生活するだけの余裕があり、さらに学園生活部の4人もためらいなく受け入れても大丈夫なほどの備蓄がある。


鞣河小学校

りーさんの妹のみーちゃんが通っていた小学校。なめかわと読む。
巡ヶ丘高校から聖イシドロス大学へ向かう途中にある。
しばらくは立てこもって生活していたようだが学園生活部が到着した時点では既に全滅していた。




巡ヶ丘ワンワンワン放送局

若い女性が住宅街にある小規模な拠点で放送していたラジオ番組。
1242MHz。
  ちなみにこれはニッポン放送の電波帯
放送内容は音楽がメイン。
放送してたものの一例としてはダスベスの天より降り来る者・第三 戦いは終わらない。
 ミュージカルの中の一楽曲と思われるが該当する作品は見つけられていない 情報求む
学園生活部がたどり着いたときにはすでに放送をやめていた。





登場人物
学園生活部の5人はここで改めて書くまでもないのでさらっと流します☆

丈槍 由紀(ゆき)
主人公。元巡ヶ丘高校三年C組。学園生活部部員。

恵飛須沢 胡桃(くるみ)
元巡ヶ丘高校三年生。学園生活部部員。元陸上部員で学園生活部の切り込み隊長。

若狭 悠里(りーさん)
元巡ヶ丘高校三年生。学園生活部部長。元園芸部員で家計管理と家事を担当する学園生活部のお母さん。

直樹 美紀(みーくん)
元巡ヶ丘高校二年B組。学園生活部部員。巡ヶ丘駅前のショッピングセンターで一人で生活していたところを学園生活部に救出される。高めの運動能力でくるみをサポートすることが多い。

佐倉 慈(めぐねえ)
元巡ヶ丘高校国語教師。元学園生活部顧問。既に死亡しているがゆきの中では生き続けている。学園生活部が移動に使う車は彼女の物。

祠堂 圭(けい)
元巡ヶ丘高校二年B組。みーくんと共にショッピングセンターで生活していたが避難生活に耐えられなくなり、美紀の元を去った。
ショッピングセンターを出た後負傷しつつも駅にたどり着きしばらく籠城していた模様。

出口 桐子
聖イシドロス大学生徒。穏健派”サークル”代表。楽しいことを企画するのが仕事。

光里 晶(アキ)
聖イシドロス大学生徒。穏健派”サークル”のメンバー。お酒はあまり強くない様子。

喜来 比嘉子(ヒカ)
聖イシドロス大学生徒。穏健派”サークル”のメンバー。工作、修理が得意。聖イシドロス大学の生活環境を整えたのは彼女の功績。

リセ
聖イシドロス大学生徒。穏健派。本が好きで図書館のヌシとも呼ばれている。

高上レン(コウガミ)
聖イシドロス大学生徒。武闘派の一人。りーさんに向けてボーガンを撃ったのは彼。

シノウ
聖イシドロス大学生徒。武闘派の一人。武闘派の戦闘担当。高上の子供を身ごもっている模様。

るーちゃん
りーさんの妹で鞣河小学校の生徒。既に死亡しているものと思われる。

「るーちゃん」
りーさんが鞣河小学校で見つけた女の子。その正体はゆきが慰霊のためにおいてきたグーマちゃん。



青襲 椎子
聖イシドロス大学情報生化学部生徒。キャンパス内の理学部棟で穏健派、武闘派に隠れて”やつら”を飼ったり、ラジオを使って情報収集したりしている。

安堂丈児
巡ヶ丘高校校長。既に死亡していると思われる。

柚子本貴志
巡ヶ丘学院高校校歌の作曲者

白井審
巡ヶ丘学院高校校歌の編曲者



人名について
これと言って法則性は見られない。実在姓と非実在姓も混ざっているがこれも法則性は見られない。唯一注目すべき点は日常的に姓で呼ばれている人物がいない点か。

この記事は
単行本1~6巻
まんがタイムきららフォワード2015年8月号~9月号
アニメ1~5話
をもとに書きました

2015年3月25日水曜日

ヨーク~イギリス国立鉄道博物館に保存されているきかんしゃトーマスのモデル機関車たち

ヨーク(York)にあるイギリス国立鉄道博物館(National Railway Museum)には保存されている鉄道車両の中にはきかんしゃトーマス(きしゃのえほん)に登場する車両のモデルになったものが多数含まれます。

画像は先日(現地時間3月20日)に訪れた際に撮った写真です。



スティーブン(Stephen)
映画きかんしゃトーマス キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠から登場する古典蒸機機関車。
 モデルは世界初の営業用蒸気機関車ロケット号。ヨークにあるのは復元模型。1829年に作られた実物はサイエンス・ミュージアム(ロンドン)に保存されている(改造が施されているため開業時の姿ではない)。
反対側はカットされていて内部構造がよくわかる。




スタフォード

蓄電池機関車と呼ばれる電気機関車の一種で、その名のとおり蓄電池の電気でモーターを回す。
この車両のボンネットの中身はほぼ蓄電池でモーターは床下にある。

ダック (Duck)
ナンバーは8。本名はモンタギュー。
 モデルはGWR 5700 Class(グレート・ウェスタン鉄道5700クラス)。厳密にはこれではないのだがほぼ同型機なのでモデル機として紹介する。このタイプは大量生産せれている。トーマスのキャラクターの中で最も仲間が多い。


スペンサー(Spencer)
 クラスA4。このマラード号は世界最速の蒸気機関車である。アニメにのみ登場するスペンサーは彼の同形機。ちなみに原作絵本にはマラード自身も登場している。

エミリー(Emily)

 スターリング・エイト・フーター。グレート・ノーザン鉄道の機関車で動輪が一軸という珍しい機関車。

ネビル
 クラスQ1。厳密には違うらしいがまあ準同型機みたいなので。。。

ウィフ
NER 66 Aerolite(ノース・イースタン鉄道66エアロライト)



 セレブリティー
 本人





ディーゼル261&オールド・スタックアップ

オールド・スタックアップは原作にのみ登場する
 クラス40

工場のディーゼル(the "Works Diesel")
これも原作のみ登場。人形劇版ではボコなどに役目を奪われた
クラス47。